みなさん、こんにちは!
ゆうきです。ベーシックインカムはご存知でしょうか。
今日はその話題です。
2015年12月にフィンランドが月に約11万円のベーシックインカム導入を検討。
16年2月にはスイスが月約30万円のベーシックインカム導入に関する国民投票を行うと発表したり、日本でもニュースになっています。
記事の中で、ベーシックインカムのことを以下のように説明している。
「すべての国民に対して、(働かなくとも生活できる程度の)一定のおカネを無条件で給付する制度」である。
ポイントは、
(1)年齢、性別、年収といったさまざまな属性や境遇に関係なく、「全員一律」であること
(2)働いていようが、働いてなかろうが、「無条件」であること
(3)給付されたおカネは食料品に使おうが、パチンコに使おうが、貯金しようが、自由にすることのできる「現金給付」であること
の3点である。
ベーシックインカムとは社会保障の一環というわけです。
では、現在の日本の社会保障はどうでしょうか。
平成24年版厚生労働白書によると以下のとおりです。

見ていただいてわかるとおり、日本の社会保障は複雑です。
それぞれ成り立ちや対象、評価基準や評価額が違うので、前提条件を変えなければこの制度をシンプルにすることは難しいでしょう。
そこで出てきている議論がベーシックインカムです。
記事の中で、
と書かれています。民主主義社会の「正義の原理」とは、(1)個人の自由が全員平等に尊重されていること(2)機会の平等が全員平等に与えられていること(3)現実的に機会の平等が確保されるために、生得的な理由による所得や生活水準の格差がなるべく小さいこと。そしてこの3つの条件は、(1)、(2)、(3)の順に優先される。というものである。
現状の日本の社会保障はどうでしょうか。
「お役所的には達成に向けて動いている」といったところでしょうか。
ただ実際には、
上の図の通り、世帯年収により正答率には差が生まれ、学歴により年収に差が出ています。
この状態は、個人の自由でしょうか。
この状態は、機会の平等でしょうか。
現状、そうではないと言わざるを得ないです。
堀江貴文さんはTwitterでベーシックインカムのことを以下のようにつぶやかれています。
最高の実験。労働をやりたくない奴にさせるコストよりも、ただ金を与えたほうが安上がりって仮説の検証やねまた、社会保障を一本化するという意味では、それに携わる公務員等の数を減らせます。
事務も簡素化され、人件費はカット。
誰がもらって、誰がもらえないなどでもめなくても良いですね。
もし、定期的に生活するには困らない程度のお金がもらえるとしたら、あなたはどうしますか?
遊ぶ?
ゴロゴロする?
学ぶ?
旅に出る?
チャレンジする?
労働の対価としてではなく、定期的に入る収入のことを「権利収入」とも言います。
この動画はその説明ですが、生活に必要な水の分だけを国が用意してくれるのがベーシックインカムです。
自分で作った水道なら、増やし方もわかりますが、与えられた水道ならどうでしょう。
どう増やしていいかわかりません。
つまり、ベーシックインカムとはあくまで、与えられた最低限のものであり、自分が何かをやるのであれば、自らパブロのように動くしかないということです。
あなたはパブロとブルーノどちらでありたいですか。
ではまた~。
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