ゆうきです。
肥満対策のために、イギリスで新たに税金が課されるのは、砂糖入りの甘い飲み物。イギリス政府は16日、肥満対策として、糖分の多い清涼飲料水に対する課税「砂糖税」を導入することを決めた。
イギリスでは成人の4人に1人が肥満とされており、その医療費等に8,000億円も使われています。
さらに、5歳の子どもが年間に自分の体重と同じくらいの砂糖を摂取しており、このままでは子どもの半数以上が太りすぎになるという専門家もいるほどです。
それでは、日本はどうでしょうか。
まず上の図。
子どもの肥満率が男女ともの上昇してます。
次に下の図。
男性の肥満割合が上昇してます。
全てが砂糖の原因ではないでしょうが、その一翼を担っているでしょう。
そして、イギリスでも問題になっているように、肥満になった先には医療費の増大が待ち受けています。
肥満になれば、生活習慣病などの病気に対するリスクは確実に増大します。
そして、生活習慣病とは生活習慣を変えないかぎり病院のリピーターとなるしかないのです。
生活→病気→病院→薬→生活→病気…
その負担は、少子高齢化とあいまって、年々増加しています。
日本の国家予算は約100兆円。
そして、約40兆円が国民医療費です。
もし、みなさんがお仕事で稼いできたお金の4割が病院に消えるとしたらどうでしょう。
単純に、年収500万円なら年に200万円を医療に使っています。
もちろん現在健康な方はそうではないでしょうが、逆に考えれば、自分は健康に気を使っているのに、「気を使わずに肥満になっている人」たちの医療費も負担しているのが現状です。
それが日本の医療保険の制度です。
自らの生活習慣が原因で招いた病気に対して、国民全体が負担をしてきた今まででしたが、それでは予算が追いつかないという現状。
そうなったときに、各自の負担にしようという流れは普通では無いでしょうか。
その一つが今回のイギリスの砂糖税です。
日本での導入がどうなるかはさておき、生活習慣の見直しをしてみてはいかがでしょうか。
ではまた~。
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