2015年12月23日水曜日

国連の調査ドタキャンってあり?

みなさん、こんにちは!
ゆうきです。

今日は天皇陛下が82歳の誕生日を迎えられました。

朝に会見を開かれて、天皇陛下のお言葉を拝聴しました。
今年は先の大戦が終結して70年という節目の年に当たります。この戦争においては、軍人以外の人々も含め、誠に多くの人命が失われました。平和であったならば、社会の様々な分野で有意義な人生を送ったであろう人々が命を失ったわけであり、このことを考えると、非常に心が痛みます。
以上抜粋ですが、第二次世界大戦に関して感じられていることをお話されていました。

僕はまだ29歳で、もちろん戦争を経験していないし、映画や本でしか戦争のことを知りません。

けど、祖父の兄弟が戦争で命を落としていたということを聞いた時に、もし祖父がその立場であれば、今の自分はいない。
逆を言うと、祖父の兄弟が平和な日本にいれば、僕のような孫が生まれていたかもしれない。ということを感じました。

そんな戦争当時、日本は報道規制等により言論統制をしていました。
本来自由であるはずの報道を国が規制をかけ、国民に事実を伝えなかったのです。

事実がどんなものであれ、国民は知る権利があると僕は思います。
知らないことがあふれているこの世の中で、少しでも知っているものを増やすことは人生を豊かにするための手段であると考えます。

では、最近の日本はどうでしょうか。

国境なき記者団による報道の自由度(2015)によると世界180カ国中、日本は61位
G7で最下位、朴槿恵大統領をめぐる記事で産経新聞前ソウル支局長を在宅起訴した韓国でさえ60位で、その下のランクになっています。

61位という数字がいかに低い数字なのかがわかっていただけると思います。

しかし、2010年の日本のランキングは11位でした。

この五年で何が起こったのか。

2011年 東日本大震災と福島第一原発事故の発生
2013年 特定秘密保護法

というようなことを受け、2012年のランキングでは22位に下落、2013年には53位、2014年には59位。そして2015年の61位という現状です。

さらに、2013年に制定された特定秘密保護法の流れ等から12月上旬に国連から「表現の自由」に関する調査が行われる予定でしたが、日本はなんとドタキャン!!

理由は、来日する予定だった担当官のブログによると「関係する政府関係者へのミーティングがアレンジできないため、訪問は実施できない」とのこと。

皆さんお忙しいでしょう。それはわかりますが、一度約束したものをキャンセルするのは友達同士でも嫌ですよね。

というか国と国連のお約束ですよ
国連と合意した公式訪問調査日程をドタキャンするというのは普通の民主主義国、人権を大切にする国ではほとんど例を見ない、極めて遺憾なことです。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/itokazuko/20151120-00051621/

とも書かれるとおり、日本という国の報道の自由はどこへ行ったのでしょうか。
また、こういった内容こそ報道すべき内容ではないかと思います。

これは大きな流れの報道の話ですが、こういったことが日常の些細なところにも起きているとしたらどうでしょうか。
自分の人生が、知らず知らずに追い込まれていっているのかもしれません。

知らないことだらけの世の中で確かな情報を手に入れていきましょう!

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