2016年1月6日水曜日

30年後、日本の水道の半分以上は使えない?

みなさん、こんにちは!
ゆうきです!

昨年末に「水道事業基盤強化方策検討会」というものが開かれました。

その資料によると・・・


水道の現状


平成25年時点で、日本の水道管は10%以上が法定耐用年数を過ぎています。
また、水道管の更新率自体も下がってきており、このままのペースだと全ての水道管を更新するのに約130年かかります。

約130年?
今から130年前調べてみたら伊藤博文が初代内閣総理大臣に就任してました。

っていうか・・・
水道管の法定耐用年数は40年。
130年後は・・・水道管的人生を3回分くらいやりなおせってこと?

更新の無限ループですね。


人口減少と水道と値上げ


次の問題は利用者が減ることです。

これから50年で関東・関西・中部地方(東京・大阪・名古屋周辺)を除いた人口がごっそり消えます。その数4500万人。
それだけの利用者が減れば当然水道の使用量も減ります。

上の資料によると2009年と比べると約41%も減少するそうです。

利用者が減れば、売上(水道代)が減ります。

売上が減ったときにお役所仕事的に考えることは・・・
値上げ!

というわけで実は電気代よりも水道代の方が上がっています。



水道の未来 



今のまま水道管を更新していくと・・・
30年後には日本の半分以上の水道管が法定耐用年数を過ぎます。


上の写真は、厚生労働省の資料から抜粋いたしました。
あくまで一例の写真ですし、引用するときの基準は守られているんでしょうが、僕は子供にこの水道の水を飲ませたいとは思いません。

しかも「今のまま」で30年後、半分以上がこうです。
水道以外のインフラや、社会保障など取り組む問題が後を絶たない日本。
政治家にとって水道管の更新は優先順位が高いのでしょうか。

利用者も減り予算も減るとすると、よりいっそう水道管の危険性は高まることも予想されます。
水を飲まなくても生活が出来ればよいですが、水は命の源であり、欠かせないものです。

体のために飲む水の安全と安心を守るために、水道管の更新はもちろんですが、各家庭での浄水設備の設置(浄水器など)が必要だと考えます。

「今大丈夫だから」は未来の子供たちに関係ありません。

身近な環境だからこそちゃんと知って、ちゃんと選んでいきましょう!



(以下、参考)

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